本作の監督デヴィッド・フランケルとは何度も組んでおり、その主な作には、世界的にヒットした『プラダを着た悪魔』(06)、『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』(08)、コメディの『ビッグ・ボーイズ しあわせの鳥を探して』(11)、『31年目の夫婦げんか』(12)、『ワン チャンス』(13)などがある。
近年に音楽を手がけた作品は、ローソン・マーシャル・サーバー監督の『なんちゃって家族』(13/出演:ジェニファー・アニストン、ジェイソン・サダイキス)とアクション・コメディ『Central Intelligence』(16)、ベン・スティラー監督・主演の『LIFE!/ライフ』(13)、マヤ・フォーブス監督の『それでも、やっぱりパパが好き!』(14・未)、セオドア・メルフィ監督の『ヴィンセントが教えてくれたこと』(14/出演:ビル・マーレイ、メリッサ・マッカーシー)、ポール・フェイグ監督のヒット作『SPY/スパイ』(15・未/出演:メリッサ・マッカーシー)と『ゴーストバスターズ』(16)、ダン・フォーゲルマン監督の『Dearダニー 君へのうた』(15)、ジェイ・ローチ監督が高い評価を受けたドラマ『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』(15)、ナンシー・マイヤーズ監督・脚本の『マイ・インターン』(15)、ベン・スティラー監督・主演の続編コメディ『ズーランダーNO.2』(16・未)、コメディの『Office Christmas Party』『Why Him』(共に16)など。
デヴィッド・フランケル同様に、同じ監督と組むことも多い。前述のローソン・マーシャル・サーバー監督とは、スポーツ・コメディ『ドッジボール』(04/出演:ヴィンス・ヴォーン、ベン・スティラー)で初コラボレーションをし、その後、『The Mysteries of Pittsburgh』(08/出演:ピーター・サースガード、シエナ・ミラー、ニック・ノルティ)でも組んだ。同じく前述のジェイ・ローチ監督作品ではほかに、『奇人たちの晩餐会 USA』(10・未/出演:スティーブ・カレル、ポール・ラッド)、『俺たちスーパー・ポリティシャン めざせ下院議員!』(12・未/出演:ウィル・フェレル、ザック・ガリフィアナキス、ジェイソン・サダイキス)の音楽を担当した。また、2008年の大統領選挙に関するマーク・ハルペリン、ジョン・ハイルマンの著書に基づく同監督による米HBOのTV映画「ゲーム・チェンジ 大統領選を駆け抜けた女」(12)の音楽では、エミー賞にノミネートされた。
そのほかに音楽を担当した映画は、インディペンデント映画のヒット作『ガールファイト』(00)、デヴィッド・マメット監督の『State and Main』(00)と『ザ・プロフェッショナル』(01)、トッド・フィリップス監督の『アダルト♂スクール』(03・未)、『俺たちダンクシューター』(08/出演:ウィル・フェレル)、カリン・クサマ監督の『ジェニファーズ・ボディ』(09)、ジェイソン・ウィナー監督のコメディ『ミスター・アーサー』(11・未/出演:ラッセル・ブランド、ヘレン・ミレン、ジェニファー・ガーナー)、ピーター・ロードとジェフ・ニュウィット監督のアニメ・アドベンチャー『The Pirates! Band of Misfits』(12/声の出演:ヒュー・グラント、サルマ・ハエック、ジェレミー・ピベン)など。
映画音楽では、BMI映画賞を数多く受賞。その作品は、前述の『ドッジボール』『プラダを着た悪魔』『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』『31年目の夫婦げんか』『俺たちスーパー・ポリティシャン めざせ下院議員!』のほか、『ポリーmy love』『スタスキー&ハッチ』(共に04・未)、『トラブル・マリッジ カレと私とデュプリーの場合』(06・未)、『俺たちフィギュアスケーター』(07)、『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』(08)、『40男のバージンロード』(09・未)、『グレッグのダメ日記』(10・未)。 2011年4月、ダラス交響楽団が、“映画音楽の巨匠たち”と題したコンサート・シリーズの一環として、シャピロの新しい管弦楽曲「In Mitn Drinen」を初演した。