PRODUCTION NOTESプロダクションノート

オリジナル作品を
完成させた監督の想い

 音楽を担当した葉加瀬太郎を、橋本監督が「弦による生音で物語の感情を動かすと共に、映画の世界観を広げていただきました。楽器の持つ力を最大限に引き出して、シンプルであればあるほど強いということを証明する音楽を作ってくださいました」と称える。

 最後に監督はこう締めくくる。「『100万円で1ヶ月間。私の恋人になってください』という奇抜な申し出から始まる物語ですが、勇気を出したからこそ人生が動き始めるということは、すべての方に当てはまる気がしています。それは、恋だけではなく、仕事だったり、人生の様々なことだったりするのではないでしょうか。この映画を観た方に、一歩ではなく半歩でもいいから踏み出して、新しい世界へ向かって行ってほしいですね。たった半歩でも進むと、実は世界の方が勝手に広がってくれたりすることもあります。そんな勇気を届けられたらうれしいですね。」