CAST
ジョン・デイビッド・ワシントン
(主人公/名もなき男)
ある偽装テロ事件に特殊部隊として潜入したことから、第三次世界大戦を防ぐための謎のキーワード「TENET」を巡るミッションに巻き込まれる。
PROFILE

スパイク・リー監督の『ブラック・クランズマン』(18/製作:ジェイソン・ブラム、ジョーダン・ピール)で主役を演じ、アダム・ドライバー、ローラ・ハリアーと共演した。カンヌ国際映画祭でプレミア上映された同作は、スタンディングオベーションを受け、グランプリを受賞した。さらにロン・ストールワース役を演じた自身は、ゴールデングローブ賞と全米映画俳優組合(SAG)賞の最優秀主演男優賞ノミネート獲得をはじめ、2019年度の賞レースシーズン中に、数々の賞にノミネートされた。

1992年、スパイク・リー監督の『マルコムX』で子役として映画デビューした。俳優になる以前は、プロのアメリカンフットボール選手として6年間活動していた。引退後間もなく、HBO放送のシリーズ「Ballers/ボウラーズ」(15~19/共演:ドウェイン・ジョンソン)の初めてのオーディションを受け、リッキー・ジャレット役を獲得。リッキー役での演技で好評を博した。同シリーズは、5シーズンにわたり放送され、2019年にファイナルシーズンを迎えた。

ロバート・パティンソン
(ニール)
名もなき男の任務遂行を手助けする優秀なエージェント。相棒として、世界各国を旅する。
PROFILE

新たな作品に取り組むたびに成長を遂げ、変幻自在の演技で世界中の観客を魅了しながら、新しい役に果敢に挑戦し続けている俳優。

19歳のとき、「ハリー・ポッター」シリーズ(01,02,04,05,07,09,10,11)の『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(05/監督:マイク・ニューウェル)で、三大魔法学校対抗試合の正式なホグワーツ代表選手になるセドリック・ディゴリーを演じ注目を集め、「トワイライト・サーガ」シリーズ(08,09,10,11,12)のバンパイア、エドワード・カレン役で世界中に知られている。2020年初頭に、マット・リーブス監督の『The Batman』の撮影が始まり、象徴的な二役ブルース・ウェイン/バットマンを演じている。この作品は、21年10月1日全米公開予定である。

2013年よりディオール・オムのフレグランスの顔を務めおり、さらに同ブランドのレディ・トゥ・ウェアの顔にも起用されている。2015年、世界中の孤児や弱い立場の子どもたちの生活を地域での取り組みを通して向上させる国際的な慈善団体GOキャンペーンの初代アンバサダーに就任し、積極的に活動に参加している。

エリザベス・デビッキ
(キャット)
セイターの妻で一児の母。イギリスの貴族階級の生まれ。美術品の鑑定士。セイターの秘密を知るものの、彼から離れられない理由がある。
PROFILE

舞台・映画で活躍するオーストラリア人女優。2013年、バズ・ラーマン監督の称賛を浴びた映画『華麗なるギャッツビー』(共演:レオナルド・ディカプリオ、トビー・マグワイア、キャリー・マリガン)で頭角を現し、瞬く間に世間の注目を集めた。

2017年、マーベル製作の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(共演:クリス・プラット、ゾーイ・サルダナ、カート・ラッセル)で、悪役のアイーシャを演じた。出演作に、ガイ・リッチー監督の『コードネーム U.N.C.L.E.』(15/共演:ヘンリー・カビル、アーミー・ハマー、アリシア・ヴィカンダー)などがある。

ケネス・ブラナー
(セイター)
ロシアの新興財閥。天然ガスで富を築いたとされているが裏の顔は武器商人。未来と現在を繋ぐ役割を持つ謎の悪人。
PROFILE

世界中で最も定評のあるフィルムメーカー/俳優のひとり。クリストファー・ノーラン監督とは、歴史大作『ダンケルク』(17)で主役陣のひとりであるボルトン中佐役を演じ、コラボレートしている。待機作に、に基づく2017年の『オリエント急行殺人事件』の続編で、アガサ・クリスティの傑作ミステリー小説シリーズ『ナイル殺人事件』がある。同作でエルキュール・ポアロ役を再演し、監督も務めた。

2015年、リチャード・アッテンボローの後任として王立演劇学校の学長に就任。2012年、演劇と北アイルランド地域への貢献が認められ、ナイトの爵位を授かった。

ディンプル・カパディア
(プリヤ)
“TENET(テネット)”を知る、秘密組織の一員。何者かの指示で動いている。
PROFILE

インド映画界で尊敬を集める有名女優。一流俳優・監督のラージ・カプールに見いだされ、16歳の若さでカプール監督作『Bobby』(73)の主演女優としてデビューを飾った。一夜にして大スターとなり、作品はインド国内で大ヒットを記録した。そしてヒンディー語映画界のすべての俳優の頂点に立つ者として、フィルムフェア賞最優秀主演女優賞を初受賞した。初出演映画で超有名人となり、インドファッションと若者の象徴として、インド全土の女性ファンの憧れの的となった。その後数多くの作品に出演し、女優としてインド映画界で絶大な人気を博し続けている。

アーロン・テイラー=ジョンソン
(アイヴス)
プリヤが指揮する部隊のリーダー。名もなき男を導く。
PROFILE

ゴールデングローブ賞受賞歴をもつ俳優。数々の作品で好演し、世界中の観客に強い印象を残している。

2010年、カルト的ヒット作『キック・アス』(共演:ニコラス・ケイジ、クロエ・グレース・モレッツ、クリストファー・ミンツ=プラッセ)で主役のデイブ・リゼウスキを演じた注目を集め、2015年、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』で、アベンジャーズに仲間入りを果たし、世界興収10億ドル超を記録したこの作品では、クイックシルバーを演じた。2014年、アクションアドベンチャー『GODZILLA ゴジラ』で、ブライアン・クランストン、エリザベス・オルセンと共演。ギャレス・エドワーズがメガホンを執った同作の米国興収は、2億ドルを超えた。

ヒメーシュ・パテル
(マヒア)
名もなき男と、ニールと行動を手伝う、工作員。
PROFILE

舞台・TV・映画で幅広く活躍し、イギリスで最も多才な俳優として名を上げ「スクリーン・インターナショナル」誌より2019年の明日のスターのひとりに選ばれ、その地位をゆるぎないものにした。

2019年、ダニー・ボイル監督のスマッシュヒットを記録したミュージカルコメディ『イエスタデイ』(脚本:リチャード・カーティス、共演:リリー・ジェイムズ、ケイト・マッキノン、エド・シーラン)で主演。謎の世界規模の停電が起こり、その間に不慮のバス事故に遭った売れないシンガーソングライターを演じた。彼が目覚めると、自分以外誰ひとりビートルズのことを覚えていない世界になっていた。同作でビートルズの象徴的なヒット作の数々を弾き語りしている。

クレマンス・ポエジー
(バーバラ)
科学者。逆行する弾丸の仕組みを教える。
PROFILE

多言語を流暢に話し、幅広いジャンルの国際的な映画やTV番組で印象的な役を演じている。フラー・デラクール役を演じた『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(05)、ダニー・ボイル監督の『127時間』(10)の他様々な作品に出演。近年では、短編映画『À bout portés』(16)で監督デビューを飾り、次いで2018年度カンヌ国際映画祭でプレにミア上映された短編『Le roi des démons du vent』、19年度ベネチア国際映画祭出品作品に選ばれ、数々の賞受賞とノミネートを獲得した短編『Le coup des larmes』を監督した。また、これら3作品の脚本も手がけた。現在、初監督を務める長編映画を企画開発中である。

マイケル・ケイン
(クロスビー)
名もなき男に、セイターの情報を教え援助をする。イギリス情報部とのパイプがある。
PROFILE

60年におよぶキャリアを築き、2度の米アカデミー賞受賞歴をもつ俳優。ラッセ・ハルストレム監督の『サイダーハウス・ルール』(99)で2度目の米アカデミー賞最優秀助演男優賞を獲得。さらに全米映画俳優組合(SAG)賞も受賞し、ゴールデングローブ賞とBAFTA賞にノミネートされた。

『ダークナイト』(08)、『インセプション』(10)、『インターステラー』(14)など、多くのクリストファー・ノーラン監督作品に出演している。

STAFF
クリストファー・ノーラン
(監督・脚本・製作)

幅広い作品に監督/脚本家/プロデューサーとして携わり、称賛を浴び続ける賞受賞歴をもつフィルムメーカーである。妻であり製作パートナーでもあるエマ・トーマスとともに製作会社シンコピーを運営している。

ロンドン生まれ。幼いころから父親のスーパー8ミリカメラで映画を作り始めた。ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジ(UCL)で英文学を学ぶかたわら、UCLの映画クラブで16ミリ映画を撮影し、のちに制作した初の長編映画『フォロウィング』(98)で用いることになったゲリラ撮影のテクニックを培った。このノワールスリラーは、数々の国際映画祭において高い評価を獲得し、その後劇場公開された。

インディペンデント映画『メメント』(00/主演:ガイ・ピアース)で、初めて国際的な注目を浴びた。弟ジョナサン・ノーランの短編物語を自身で脚本化し、監督したこの作品は、多くの栄誉をもたらし、米アカデミー賞とゴールデングローブ賞の最優秀オリジナル脚本賞、そして全米監督協会(DGA)賞にノミネートされ、インディペンデント・スピリット賞の最優秀監督賞と最優秀脚本賞を受賞した。

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次に、アル・パチーノ、ロビン・ウィリアムズ、ヒラリー・スワンクが共演して高い評価を得た心理サスペンス『インソムニア』(02)を監督。さらに、ミステリー・サスペンス『プレステージ』(06/出演:クリスチャン・ベイル、ヒュー・ジャックマン)では監督/共同脚本/製作を務めた。

そののち、クリスチャン・ベイルがタイトルロールを演じた『バットマン ビギンズ』(05)から始まる三部作の第二弾で、大ヒットを記録した『ダークナイト』(08)の脚本/監督/製作を務めた。『バットマン ビギンズ』から3年後に公開された『ダークナイト』は、10億ドルを超える世界興収を記録し、世界中から絶賛を浴びた。自身はDGA賞/全米脚本家組合(WGA)賞/全米製作者組合(PGA)賞にノミネートされ、作品は米アカデミー賞8部門にノミネートされた。物語を締めくくる三部作の最終章『ダークナイト ライジング』(12)もまた、10億ドル以上の世界興収をたたき出した。さらに、DCユニバースのスーパーマンシリーズを復活させた『マン・オブ・スティール』(13/監督:ザック・スナイダー)では製作に携わった。

2010年、自身のオリジナル脚本を基に監督/製作を担当し、高評価を受けたSFサスペンス『インセプション』で批評家と観客を魅了した。思考力を大いに刺激するこのドラマは、興収8億ドル超えの世界的ヒット作となり、その年の話題作のひとつとなった。『インセプション』は数々の賞に輝き、自身の最優秀作品賞と最優秀脚本賞を含む米アカデミー賞8部門でノミネートされ、そのうち4部門を受賞した。また、自身は同業者たちに評価され、DGA賞とPGA賞にノミネートされ、WGA賞最優秀オリジナル脚本賞を受賞した。

2014年、SFサスペンスドラマ『インターステラー』(出演:マシュー・マコノヒー、アン・ハサウェイ、ジェシカ・チャステイン、ジョン・リスゴ―、ケイシー・アフレック、マイケル・ケイン)で脚本/監督/製作を担当。高い評価を受けたこの作品は、米アカデミー賞5部門と英アカデミー(BAFTA)賞4部門にノミネートされ、両賞の最優秀視覚効果賞を受賞した。

近作には、監督/脚本を担当し、5億ドル超の世界興収を記録したアクションサスペンス大作『ダンケルク』(17)がある。この作品も高い評価を受け、最優秀作品賞と最優秀監督賞を含む米アカデミー賞8部門でノミネートされ、最優秀編集賞、最優秀録音賞、最優秀音響編集賞の3部門を受賞した。さらに、いずれも最優秀作品賞と最優秀監督賞を含むBAFTA賞8部門、米放送映画批評家協会賞8部門、ゴールデングローブ賞3部門にノミネートされ、BAFTA賞最優秀音響賞と米放送映画批評家協会賞最優秀編集賞を受賞した。

エマ・トーマス
(製作)

高い評価を受けて成功を収める幅広いジャンルの映画を製作してきた。夫のクリストファー・ノーランとともに、ふたりが所有する製作会社シンコピーを統率している。

ノーラン監督の好評を博したSFサスペンス『インセプション』(10)でプロデューサーとして米アカデミー賞にノミネートされた。レオナルド・ディカプリオ、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、エレン・ペイジ、トム・ハーディー、マリオン・コティヤール、渡辺謙、マイケル・ケインなど、国際的なアンサンブルキャストが出演するこの作品は、8億ドルを超える世界興収をあげ、米アカデミー賞4部門を受賞し、さらに作品賞を含む4部門にノミネートされ、同じく作品賞を含むゴールデングローブ賞4部門と英アカデミー(BAFTA)賞9部門にもノミネートされるなど数多くの栄誉に輝いている。自身は全米製作者組合(PGA)賞にノミネートされた。

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また、およそ25億ドルの世界興収をあげたノーラン監督の「ダークナイト」三部作(05, 08, 12)でも製作を務めた。クリスチャン・ベイルがブルース・ウェイン/バットマンを演じた『バットマン ビギンズ』(05)から始まるこの三部作の第二弾『ダークナイト』(08)はボックスオフィスの記録を塗り替え、米アカデミー賞8部門にノミネートされて4部門を受賞し、BAFTA賞9部門にもノミネートされるなど、数々の栄誉に浴した。自身はこの作品で初めてPGA賞にノミネートされた。2012年、『ダークナイト ライジング』で三部作の製作を締めくくった。

さらに製作を担当した作品に、ザック・スナイダー監督のヒット作『マン・オブ・スティール』(13)がある。また、ノーラン監督のSFアクションアドベンチャー『インターステラー』(14/出演:マシュー・マコノヒー、アン・ハサウェイ)も製作。同作は、世界興収6億7500万ドル以上をあげ、米アカデミー賞5部門にノミネートされ、1部門を受賞した。

近作に、5億ドル超の世界興収を記録したアクションサスペンス大作『ダンケルク』(17)がある。この作品は、最優秀作品賞と最優秀監督賞を含む米アカデミー賞8部門でノミネートされ、最優秀編集賞、最優秀録音賞、最優秀音響編集賞の3部門を受賞した。さらに、いずれも最優秀作品賞と最優秀監督賞を含むBAFTA賞8部門、米放送映画批評家協会賞8部門、ゴールデングローブ賞3部門にノミネートされ、BAFTA賞最優秀音響賞と米放送映画批評家協会賞最優秀編集賞を受賞した。

権威あるロンドン大学ユニバーシティ・カレッジで学び、ロンドンのワーキング・タイトル・フィルムズでキャリアをスタートさせ、映画製作を実体験した。1996年、インディペンデント映画『フォロウィング』(98)の製作を担当。1年間、わずかな予算で週末だけ撮影されたこのノワールスリラーは、ゲリラ撮影の芸術性を極める作品となり、公開以前から世界中の映画祭で認められ、海外でも劇場公開されることになった。

次に、世界中で高評価を受けたインディペンデント映画『メメント』(00)で製作補を務めた。この作品は、インディペンデント・スピリット賞、英インディペンデント映画賞、そのほか多くの批評家協会賞の最優秀作品賞を含め、数多くの賞を受賞。この成功を受けて、サイコスリラーのヒット作『インソムニア』(02/出演:アル・パチーノ、ロビン・ウィリアムズ、ヒラリー・スワンク)の共同製作者として、初めて大手スタジオ作品を手がけた。

さらに、『プレステージ』(06/出演:クリスチャン・ベイル、ヒュー・ジャックマン)を製作。悲劇と殺人を引き起こすふたりのマジシャンの嫉妬に取りつかれた姿を描き、クリストファー・ノーランが監督したこの作品は、米アカデミー賞の最優秀美術賞と最優秀撮影賞にノミネートされた。

ホイテ・ヴァン・ホイテマ
(撮影)

高い評価を受けたアクションサスペンス大作『ダンケルク』(17)でクリストファー・ノーラン監督とコラボレートし、米アカデミー賞、英アカデミー(BAFTA)賞、全米撮影監督協会(ASC)賞にノミネートされた。ノーラン監督と初タッグを組んだSFアクションアドベンチャー『インターステラー』(14)では、BAFTA賞にノミネートされた。また、両作品で多くの批評家協会賞を受賞した。

スパイク・ジョーンズ監督の高評価を得た未来型ラブストーリー『her/世界でひとつの彼女』(13)の撮影を担当。また、サム・メンデス監督のボンド映画『007 スペクター』(15)、ジェイムズ・グレイ監督のSFサスペンス『アド・アストラ』(19)の撮影も担当している。

ルドウィグ・ゴランソン
(音楽)

わずか10年のキャリアで、レコード業界と映画業界の両方で多くの素晴らしい曲を送り出し、米アカデミー賞を1回、グラミー賞を複数回受賞し、さらに数々の賞にノミネートされている作曲家。ルーカスフィルム製作のスターウォーズの世界観で描く初の実写アクションシリーズで、ストリーミング配信された「マンダロリアン」(19~)で音楽を担当し、エミー賞に初ノミネートされた。

ライアン・クーグラー監督とのパートナーシップがキャリアの礎を築いた。『フルートベール駅で』(13)では、抑揚をおさえたメロディーを作り、『クリード チャンプを継ぐ男』(15)では観客のテンションを上げ、『ブラックパンサー』(18)では楽曲にアフリカのパーカッションを取り入れた。直近のコラボレート作品『ブラックパンサー』で、米アカデミー賞最優秀作曲賞とグラミー賞最優秀サウンドトラック賞を受賞し、さらにゴールデングローブ賞ノミネート獲得をはじめ、数々の栄誉に浴した。

ネイサン・クローリー
(美術)
ジェニファー・レイム
(編集)
ジェフリー・カーランド
(衣装)
アンドリュー・ジャクソン
(視覚効果監修)
スコット・フィッシャー
(特殊効果監修)
ジョージ・コトル
(スタントコーディネーター)