WIND BREAKER

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※順不同・敬称略

千葉翔也
声優(楡井秋彦 役)

楡井役の木戸さんのお芝居が素敵でした。
桜達への真面目な尊敬と懸命ゆえのコミカルさ、弱さと強さを1人の人間としてチャーミングに落とし込んでいました。アニメのように作画のタッチが変わらない中、漂わせる空気感で成立させていてすごいです。彼が勇気を振り絞るシーンは実写ならではの恐ろしさもあり、嬉しい言葉を受け取れた時は良い意味で鳥肌が立ちました。
商店街の方達は名も知らぬ人ではなく1人1人が違う人生を歩んでいる上で温かい事、梅宮役の上杉さんが特に後半めちゃくちゃかっこいいのに梅宮の農業モードは異質で面白い事…実写では更に明白で、再発見できました。

島﨑信長
声優(蘇枋隼飛 役)

まず、東風商店街の雰囲気やディテールの作り込みにグッと惹き込まれました。アニメでもそうだったのですが、やっぱり街を守るお話なので、その街に(そこに生きる人たちも含めて)実在感や説得力があると素直に没入できるんです。
そして舞台が整っているのであれば後はもう、個性豊かなキャラクターたちが生き生きと大暴れしてくれます。

みんな素敵だったのですが、個人的には今回の映画の範囲では特に、兎耳山と十亀の遣り取りに改めて胸を打たれました。
ちなみに蘇枋は、アニメでも思っていましたが実写で見ると、戦闘スタイルも相まって余りにも強すぎて破顔してしまいました(笑)。

岡本信彦
声優(梶蓮 役)

「WIND BREAKER」を三次元というリアルな視点で見られるのが新鮮でした。
1番の違いはバトルシーン。実写映画だと「よりリアルな喧嘩」をしている印象で、骨太な戦闘シーンとなっています。
キャラクターの格好よさと、実写版のキャストの皆様の格好よさが、バッチリ合わさっていますので、どのシーンを見ても画力(えぢから)が強いです。みなさまお楽しみください。

鈴木崚汰
声優(柊登馬 役)

実写映画としての『WIND BREAKER』では、街を守ること、拳での対話、といった本作のテーマが凝縮されています。力の絶対信仰を掲げる獅子頭連の冷酷さがより際立つ演出になっていて、手に汗握る展開が待っていました。そして『WIND BREAKER』に無くてはならない喧嘩アクションシーンの数々。
実写映画だからこそ表せる臨場感や構図が味わい深いものになっています。東風商店街や喫茶ポトスなど景観も併せて、ぜひ劇場の特大スクリーンで堪能していただきたいです。
柊の声優である自分としては特に、柊には欠かせない“アレ”のCMに胸が熱くなりました。見逃し厳禁です。

長谷川育美
声優(橘ことは 役)

「WIND BREAKER」でありながら、世界観や物語が映画ならではのものになっていて、
同作品に関わっている身ではありますがとても新鮮な気持ちで観させていただきました。
アクションシーンの迫力は是非スクリーンで体感してほしいですし、熱くて優しいこの作品の魅力が更にたくさんの人に届いたら嬉しいです。
ちなみに、桜がたい焼きに夢中になっていたシーンがお気に入りです。

戸谷菊之介
声優(兎耳山丁子 役)

実写とアニメでは映像の作りが違うはずなのに『WIND BREAKER』の世界がそこにあると感じられる説得力がありました。
それは美術や画作り、そして役者さん達の作品愛によって実現したんだと思います。 本当に凄かった!
個人的には丁子と亀ちゃんの葛藤が丁寧に描かれていたのがとても嬉しかったです!
原作ファンもアニメファンも映画からのファンも全員楽しめる映画!
ぜひ劇場でお楽しみください!

梅原裕一郎
声優(十亀条 役)

原作の熱量そのままに、一本の映画として見応えのあるものになっています。
喧嘩のシーンのアクションは迫力があり、流れを知っていながらも手に汗握る緊張感がありました。
アニメと映画ではそれぞれ演出面での違いがあるので、比べてみても楽しめるかと思います。
ぜひご覧ください。