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コメント

小松菜奈/茉莉役

なにから話していいか分からないほど伝えたい事が沢山あります。撮影は約一年かけて季節を追いながら、息をする事さえも丁寧に向き合って来ました。喜怒哀楽を分かち合えたとても愛溢れる現場に1年居る事が本当に幸せでした。このお話しは、題名の通り、命のお話しです。もちろん、命なので軽いものではないからこそ、簡単には挑めないことも分かっていましたし、どのように伝え、どのように受けとられるのか、正直、私も演じる前はいろいろ考えました。でも、最後を見るのではなくその人が生きている過程をどう生きてあげるか。生きている証をどう刻むのか。その気持ち次第で見え方と演じ方が180°変わる、私が彼女の人生を生きようと覚悟が決まった瞬間です。カメラが回ってない時にも涙が止まらなかった事は今でも忘れません。自分じゃないのに自分の人生の中に2つの人生を歩んだ一年は本当に何にも変えられない変えることの出来ない、かけがえのない時間が詰まっています。茉莉として真っ当に生きられたと実感しております。初めましての藤井監督と坂口くん。坂口くん演じる和人と一緒に茉莉を生きる中で愛おしいな、ムカつく!、寂しい、頑張れ、私も頑張る!、嬉しいな、ずるいって言う様々な感情がどんどん出てきて、多分茉莉はこんな風に和人への想いが生まれてきたんだなと思いました。だからその感情に委ねて1年を過ごしていこうと思えました。藤井監督とは二人三脚で部活の先輩かのような関係性を歩め、「お互い妥協なしで。燃え尽きよう」が私たちの合言葉でした。藤井監督、坂口くん、この作品に関わってる全ての方々に感謝の気持ちを改めて伝えたいです。本当にありがとうございました!私達が紡いで来た時間は一つも嘘がありません。この映画をスクリーンで是非観てほしいです、後悔させません。2022年春、是非楽しみにお待ち下さい!

坂口健太郎/和人役

すごい瞬間を観た、確かに生きていた、と思った。
自分がそこにいる作品で、こんなに泣いたのは初めてでした。
改めて命を考える、一人でも多くの人に見てほしい作品になりました。

藤井道人/監督

小松さんと坂口くんと駆け抜けたこの1年間は、宝物のような時間でした。
そして、関係者試写を終えた二人の表情を観て、この映画の監督が出来て本当に幸せだなと思いました。
二人が演じた10年の月日が刻まれた『余命10年』を楽しみにしていて下さい。

野田洋次郎(RADWIMPS)/音楽

この度、映画『余命10年』の劇伴音楽をつとめさせて頂きました。はじめて実写映画での劇伴作業は新鮮で挑戦に満ちたものでした。シーンを観ながら、茉莉や和人やその周りでたしかに生きる登場人物たちにどんな音で寄り添うべきなのか、背中を押すべきなのか、幾度もの苦悩もありました。総合計時間にするとおそらくすでにこの映画を100回近く観ていることになります。ですが、編曲もすべて終わり最終のオーケストラの本番レコーディングでやはり、画面を観ながら涙がポロポロと出てきました。この映画には、茉莉の人生には、きっとご覧になるあなたが明日からも生きていく意味が詰まっていると思います。ぜひ、公開を楽しみに待っていてください。