幸せな時も恋を失くした時も
寄り添ってくれる歌を映画に
2014年12月30日、日本武道館で「一万人の雪の華」という、中島美嘉の「雪の華」を1万人で合唱するというイベントが開かれた。その企画に参加したプロデューサーの渡井敏久は、今も衰えない圧倒的なパワーを感じ、この楽曲が映画になった時、より多くの感動を届けられるのではないかと考えた。
脚本は岡田惠和に依頼され、「雪の華」の切なさと儚さを表現する舞台には、オーロラや美しい雪原、インテリアやファッション、美しい街並みで女性の支持が高いフィンランドが決定した。さらに監督には、『orange-オレンジ-』が大ヒットしていた橋本光二郎が起用された。