冬の岡山ロケで見せた広瀬の迫真の演技と、生田の神対応

撮影後半には岡山で10日間のロケを敢行。どこかノスタルジックな雰囲気もある岡山は近年、映画の撮影に多く使われている。「監督から路面電車が走っている街で撮りたいという希望が最初にありました。岡山は海、街、山がほどよい距離にあっていろんな表情が切り取れるのがいいとも監督はおっしゃっていましたね」(山本P)。「画に起こした時に非常に情緒を感じさせる街並みは魅力的でしたね」(田口P)この頃になると生田と広瀬の距離感はすっかり縮まり、撮影の合間に中島先生(比嘉愛未)の似顔絵を描いて「どっちが似ているか」を競ったりする仲睦まじい様子はスタッフをも和ませた。だが地方ロケの宿命=膨大な数のギャラリーは、もちろん岡山にも存在。特に人気者の2人だけあって、夜の遅い撮影でも集まる人達は増え続ける。そんなある種騒然とした環境下、繁華街の一帯で(しかもお店は軒並み営業中!)雨降らしをしての大がかりなシーンが撮影された。

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