1982年5月15日生まれ。埼玉県出身。97年蜷川幸雄演出の舞台「身毒丸」のオーディションでグランプリを獲得し、15歳にして一躍注目される。00年、深作欣二監督の遺作となった映画『バトル・ロワイアル』の主演に抜擢。以降舞台、映画、ドラマと幅広く活躍。各方面から高い評価を受け、日本屈指の実力派俳優の道を歩み続ける。主な出演作に映画『DEATH NOTE』『DEATH NOTE the Last name』(共に06)、『カイジ 人生逆転ゲーム 』(09)、『パレード』(10)、「カイジ2?人生奪回ゲーム?」(11)、『藁の楯』(13)、『神様のカルテ2』『サンブンノイチ』『MONSTERZ モンスターズ』『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(いずれも14)、『僕だけがいない街』(16)など多数。現在NHK放送90年大河ファンタジー「精霊の守り人」に出演中の他、SPドラマ「人間の証明」(テレビ朝日系/4月2日放送)。連続ドラマ「リバース」(TBS系/4月放送)また、8月にBunkamuraシアターコクーンでの舞台「プレイヤー」の出演も控える。
入江監督とは以前テレビドラマでご一緒させていただき、才能のある同世代の監督と出会えたことは、自分にとって大変良い経験でした。今回、また監督とご一緒できること、こうした大作感のある映画に参加できることは、大変意味深いことですし、僕も集中して全編通して入りこまなければいけない作品だと痛感しております。伊藤さんとは、共演が初めてですのでとても楽しみです。対峙し合う真逆のキャラクターを演じますので、刺激を受けながら俳優として良い関係性を築きたいと思っております。
22年前の連続殺人事件の犯人として、突如名乗り出た謎の男。「私が殺人犯です」というタイトルの告白本を大々的に発表したり、サイン会を開催したりとメディアを最大限に利用するが、すべてが謎に包まれている。既に事件の時効が成立していることをいいことに、警察や遺族を挑発し続ける。特に牧村への挑発は露骨で執拗。一見、凶悪犯とは思えないほど容姿端麗なため、メディアや大衆を巻き込んで熱狂的な人気を誇る異常事態に。