神様、もう少しだけ」(98)、「彼女たちの時代」(99)、「電車男」(05)、「のだめカンタービレ」(06)、「デート~恋とはどんなものかしら~」(15)でザ・テレビジョンドラマアカデミー賞の監督賞を5度受賞するなど数々の大ヒットTVドラマを演出、リアリティー重視の映像表現に定評がある。映画では『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』(09)で初監督を果たし、『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』(10)で総監督、『テルマエ・ロマエ』シリーズ(12、14)で監督を務め、いずれも大ヒットに導いている。
大ヒットを記録した『信長協奏曲』(16)の映画脚本や、「スイッチガール!!」(11)、「主に泣いてます」(12)、「世にも奇妙な物語」などを始めとしたTVドラマを手掛ける。また小説家としても活動し、「ガールズ・ステップ」(15)、「桜のような僕の恋人」(17)を執筆。小説版「今夜、ロマンス劇場で」も書き下ろしている。
バークリー音楽大学を卒業後、サックス・ウインドシンセサイザー奏者として世界的に活躍する。その後、作曲家として、第24回日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞した『ホワイトアウト』(00)を皮切りに映画やTVドラマの音楽を数多く手掛け、『沈まぬ太陽』(09)で第33回日本アカデミー賞優秀音楽賞を再び受賞。武内英樹監督の『テルマエ・ロマエ』シリーズ(12、14)や13年以降はアニメ「ドラゴンボール」シリーズなどの音楽も手掛けている。