ミーシャ・バートン
(マリッサ・クーパー)
1986年1月24日英国ロンドン生まれ。8歳年上の姉ゾーエはロンドンで法廷弁護士として活躍中で、妹ヘイニアはロサンゼルスのハイスクールに通っている。“itガール”と呼ばれるハリウッドの新しいアイドルのひとりとして、彼女が出席するあらゆるレッドカーペットイベントで着こなすファッションが話題の的となり、「ELLE」「Vogue」「コスモポリタン」「GQ」「マリ・クレール」などトップ・ファッション雑誌の表紙を次々と飾っている。2004年には「People」誌に「最も美しい50人」に選ばれた。
17歳のとき、女性誌「Glamour」の“Next Big Thing(次世代のビッグスター)”と題された記事と写真が話題になり、同世代の俳優の中で最も人気のある若手女優として、そのキャリアを伸ばすことになる。事実、その直後にスキントリートメントブランド「ニュートロジーナ」が2003年度のイメージガールとして彼女を起用した。その他、スポーツシューズブランドの「ケッズ」、ファッションブランドの「BeBe」「MORGAN」「ドゥーニー&バーク」などのスポークスモデルを務め、著名な写真家とのコラボレーションによるスタイリッシュなキャンペーンフォトを発表している。
映画デビューはサンダンス映画祭で大絶賛を浴びた『キャメロット・ガーデンの少女』(97)(サム・ロックウェルと共演)。その後も現代版『ボニーとクライド/俺たちに明日はない』として話題を呼んだ『パップス』(99)『うなぎ』(97)の奥山和由製作総指揮)に出演。1999年にはハリウッド大作のサイコスリラー『シックス・センス』でブルース・ウィリス、ハーレイ・ジョエル・オスメントと共演し、ベッドの下にいた幽霊少女を演じた。『ノッティングヒルの恋人』(99)ではジュリア・ロバーツやヒュー・グラントと共演している。
そのほか、主な出演作は『翼をください』(01)(パイパー・ペラーボと共演)、『Julie Johnson』(01)(コートニー・ラブ、リリ・テイラーと共演)など。また『誘惑の接吻(キス)』(00・未)(ジェニファー・ジェイソン・リー、ドリュー・バリモアと共演)、『Tart』(01)(メラニー・グリフィスやドミニク・スウェインと共演)、監禁(00・未)(ジェシカ・アルバと共演)など、積極的に活動している。新作映画も続々と公開を控えており、「デカメロン」を下敷きにした『Chasing
Temptation』ではヘイデン・クリステンセンと共演し、ガンジーのリチャード・アッテンボローが監督する『Closing
the Ring』では物語の要となる大きな役に起用されている。
9歳のとき、ニューヨークの劇場でトニー・クシュナー(エンジェルス・イン・アメリカ/ミュンヘン)演出の「Slavs!」に出演。その後もリンカーン・センターで行われたジェームズ・ラピン作/演出の「Twelve
Dreams」の舞台に立つ。ほか、ニューヨーク・シェイクスピア・フェスティバルの上演作品「秘密のかけら」、「One Flea
Spare」にも参加した。
また昼ドラ「All My Children」に3シーズン出演。ジョーン・プロウライトと共演したTV映画「Frankie & Hazel」(米ショータイム局放送)では主人公フランキーに抜擢される。オーストラリアでのロケを敢行したTV映画「A Ring of Endless Light」でも主役に選ばれ、好評を得た。ほか、TVシリーズ「Once and Again」では8エピソードに顔を出している。
チャリティ活動にも積極的で、温暖化防止キャンペーンのスポークスマンや乳がん研究や教育プログラムのサポートにも参加している。