ただ岡山観光課、地元のボランティアの方々が総出で一斉にお知らせの看板を張りかえてくれたりと協力していただいて。本当にありがたかったですね」(山本P)。無事翌日に持ち越した橋の上でのシーンは、これまで抑えに抑えていた伊藤の本心が露わになる観客としては最高のときめきポイント。涙を流す響の顔に優しく触れる伊藤だが、実はこのシーン、細かな動きまでは脚本に描かれていなかった。「どんな風にやるのかなと思っていたら、生田さんが広瀬さんの顔を包み込むようにして最後に唇にキュッって触れたんです。あの動きを自然にやりきる生田さんはとても素敵でした。」(幾野P)様々な名シーンを切り取り、再び関東近郊に戻ってきた三木組は約1か月半の撮影を経てクランクアップ。生田は一足先にアップし、キャストの最終オールアップは広瀬。「1人になっちゃった。寂しいな」とこぼしていたが、なんと広瀬のアップ時に生田がサプライズで登場。笑顔で花束を渡す生田に、本気で驚いていた広瀬だが最後は共に最高の笑顔でのオールアップとなった。

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